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めじろのピーちゃんのその後

夏休みに入ってからというもの、それまで全然いけなかった分を挽回しようとでもするかのように
フミヤとツグミがおじいちゃん家に遊びに行きます。

いつも遊んでくれるおじいちゃん、美味しいものを作ってくれるやさしいおばあちゃん
それに今は「ぴーちゃん」も歓迎してくれます。

おじいちゃんが道端に落っこちていたピーちゃんを保護してきて一ヶ月ほどになるでしょうか。
最初はどうなるかわからなかったけれど、どうやら元気に育ってきていました。
10日ぐらい前に行った時にピーちゃん足を痛めたらしく見るからに片足をかばっています。

でも、鳥かごの中には止まり木しかなくて、その場に掴っている姿も痛々しい。
内心「なんで休めるような藁か何かで丸めたような巣みたいのペットショップから買ってこないのかしら・・・?」と思っていましたが
拾ってきたおじいちゃんが必要ないと言い切るのであとは誰も口にしていなかったのです。

きっと足を痛めたのは休める場所がないからなんじゃ・・・と思ったけど
何しろ、普段ちょこっと行った時に会うだけだし、私も何のお世話もしてるわけでもないしそのうち、治るか買ってくるかするだろうと黙っていました。


明日はツグミがお泊りに行くっていう前の日、フミヤが
「鳥」の百科事典を持ってきました。そういえばそんなのあったっけ・・・。

「めじろ」をみると巣の写真があり
「ほら、やっぱりこんなのだよ~~!」
ツグミが大きな百科事典を持ってお泊りに出かけました。
主人がツグミを送って連れて行きましたが、送り届けて戻ってくるなり

「ピーちゃん、いなくなっちゃったんだって。」

私もフミヤも
「え~~~???」

どうも、部屋に掃除機をかける時に音を怖がるらしく掃除の間ちょっと玄関外に出したらしいのです。そしたらその間にいなくなっちゃったんだって・・・。

「ねこ?」
あの辺って猫なんていたっけ?」と主人。

「それじゃ、死んじゃってツグミがかわいそうだからそういうことにしたんじゃないの?」

「俺も最初そうかと思ったんだけど話をきいたらちがうみたい」

「・・・」

真相はなぞです。
玄関外に置いたってかごから出してなかっただろうし、猫が来たらかごが倒れたりしただろうし・・・。
ピーちゃん、脱走したのかな?
結構気に入っていたように思っていたんだけれど・・・。


やっぱり足を痛めたのが辛くて・・・本当のおうちに帰りたくなったんだよね。

さよなら、ピーちゃん、元気でね。
by cowata | 2006-08-03 01:29 | かぞくのこと