お墓参り

20代前半に勤めていたところの店長だった方が亡くなられたと知ったのは
当時の仲間からいただいた年賀状だった。

記憶の薄れかかった20年も前の頃の事がじわじわと思い出された。

店長との思い出は断片ばかりで・・・。
あの頃は若すぎて(そしてバカすぎて)それほど有難みを感じることなく過ごし、そして職場が変わり、生活が変わり過ぎていった年月とともに記憶が消えかかっていたその人の亡くなったことが


こんなに残念に思うのは自分でも意外なぐらい・・・。


職場を離れた後、どこかで偶然会うことがあって、

お元気ですか?あの頃は本当にお世話になりました。今私はこんなふうに過ごしています。

そんな一言を言えていたらこの残念な気持ちは半分減っていたかもしれない。

きっとその人は言葉少なに「ああそう」なんて言ったのだろう。
そういえばこんな子もいたなぁ、まぁ幸せに過ごしているんだなぁと、微笑んでくれたに違いない。


そして春に当時の仲間と再会したことから

亡くなって1年経ったこの月に何人かでお墓参りに行くことが出来た。

いつか偶然会った時に言いたかった気持ちを墓前で静かに祈ってきた。


同行した数人の仲間も春に会った2人のほか、みんな何年ぶり???という面々で
道すがらお互いの近況や当時の思い出を話すことが出来てとても貴重な時間を過ごすことができた。

それに今回店長の奥様が同行してくださって
私は多分初めてお目にかかったと思うのだけれどとても60ん~歳には思えないほどのお若さ、お美しさ、山の手生まれの山の手育ち・・・すてきな外見はもちろんのことお話を伺うにつれそれよりも勝るお人柄に引き込まれてしまった。

店長の昔のお話、ご家族の中でのお話、闘病中のお話など聞かせていただくとますますあの人の物静かで穏やかなお顔が思い出されてしかたなかった。
長身でおしゃれで寡黙で、すてきな人だったなぁ・・・。



そのあと、仕事や都合でお墓参りには同行できなかった数人と合流して古巣の池袋でちょっとした飲み会がありました。

そこでも暫く会えなかった仲間と楽しい時間を過ごしてきた。

今日1日のすべては店長からの贈り物でした。
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by cowata | 2008-07-26 23:45 | 日々のこと