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ふわふわふとん

その日は作業が一段落して夜なべせずに早く寝ようと思い
ツグミに「絵本を読んであげるから好きなのを用意しておいてね!」
と言いました。

支度を済ませてベッドに行くと枕元に
「ふわふわふとん」が
ありました。

この本はフミヤが幼稚園のころ今月の絵本でもらってきた一冊。

秋の終わりから急に冬がやってくる寒い日のお話で、
小さな虫さんたちがあったかいお布団を見つけて
これからふゆごもりなんだよ~。
ってお話です。

寒い夜にベッドに入ってからだがあったまるまでの間に
この本を読むと本当にふわふわふとんの中にいる気持ちになります。

ツグミがおなかにいる頃、
私はそれはそれはつわりがひどくて、
毎日毎日幾度となく吐いてしまって
朝となく、昼となく横になって過ごすことが多かったのです。

幼稚園児だったフミヤにしてあげられる事といえば、本を読んであげるか
しりとりとするか・・・。
その頃読んだ本の1つがこの本だった気がします。

フミヤは小さい頃は寝ていてふとんを蹴飛ばして寒くなると
「い~れ~て!」
と言って私のふとんにもぐりこんできました。

ツグミはふとんを蹴飛ばしてその上私の顔をキックすることはあるけど
「い~れ~て!」はないんです。
ちょっとさびしいかも。

子供たちにとっていちばんあったかい
「ふわふわふとん」は
私のふとんのはず・・・ですよね。
by cowata | 2005-10-18 13:52 | 日々のこと